01 新芽
春、茶園が動き出す。
冬の間に蓄えた力が、柔らかな新芽として開きます。萌芽の勢い、葉の厚み、色の変化を見極めながら、収穫までの道筋を整えます。
- 時期
- 3月下旬〜4月
- こだわり
- 品種・萌芽の見極め
PROCESS
新芽から一服の抹茶まで。六つの工程と一年の茶園仕事を紹介します。
SIX STEPS
抹茶になるのは春のわずか数週間の新芽ですが、茶園の仕事は一年を通して続きます。
01 新芽
冬の間に蓄えた力が、柔らかな新芽として開きます。萌芽の勢い、葉の厚み、色の変化を見極めながら、収穫までの道筋を整えます。
02 被覆
新芽が二、三葉ひらいた頃、茶園に覆いをかけます。直射日光を遮られた茶葉は、渋みのもとであるカテキンへの変化を抑え、旨み成分テアニンを葉に蓄えます。
03 手摘み
一芽一芽を見ながら、硬い葉や傷んだ葉を避けて摘み取ります。手間はかかりますが、茶葉の選別そのものが品質を決める工程です。
04 碾茶
摘み取った葉は蒸して酸化を止め、揉まずに乾燥させます。茎や葉脈を取り除き、葉の部分だけを仕上げたものが碾茶です。
05 石臼
碾茶を石臼でゆっくりと挽きます。時間をかけることで、色、香り、舌触りを守ります。
06 一服
篩い、保管、点てる所作まで含めて抹茶は完成します。井手の風土と手仕事が、一服の中に立ち上がります。
SEASONAL CALENDAR
土づくり・有機質肥料/被覆棚の補修
春肥・防霜対策。萌芽期の霜は大敵です。
萌芽・被覆開始
手摘み収穫・蒸し・碾茶づくり
お礼肥・整枝/二番茶期【自園方針要確認】
病害虫管理・草取り・秋整枝
秋肥・来季の樹勢づくり
石臼挽き・熟成した碾茶の仕上げ/一年の手入れ
TOOLS
整枝や収穫に使う基本の道具。
摘んだ新芽を傷めず運ぶための籠。
茶園に覆いを掛け、旨みを育てる資材。
蒸した葉を揉まずに乾燥させる設備。
碾茶をゆっくり挽き、きめ細かな抹茶へ。
粉を整え、口当たりを滑らかにする道具。
QUALITY
鮮やかな緑。熱や酸化を避けて守る色。
被覆由来の覆い香と、石臼挽きの立ち香。
渋みだけでなく、丸く深い余韻が残ること。
CONTACT
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